田舎のおっさんが思うこと

田舎に住むおっさんの独り言だと思って読んでください

2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

失業率の改善は改善したが雇用は不安定のまま

総務省の発表では、3月の完全失業率は2008年11月以来の4.1%にまで改善し 有効求人倍率も0.86倍とリーマン・ショック直前の08年8月にまで回復 してきており、アベノミクスの日本景気浮揚策がいよいよ実体経済に 少しずつ繁栄したかに見えます。 しかし、失…

主権回復の日ってまだ来てないと思うのですが・・・

阿部内閣が、4/28を主権回復の日と定めて、式典を開くそうですが 沖縄県では、この日が日本からアメリカの占領下へと切り離された 「屈辱の日」であるとして知事が式典の出席を取りやめています。 主権回復の日をなんての祝うのは、いかにもタカ派の安倍総理…

ノマドの時代なんか永遠に来ない

今、生活する場所や働く場所を自由に選ぶノマドという 生き方、働き方がどんどん広がっているといわれています。 自称ノマドの人達は 「新しい生き方、働き方であり多様な選択肢のひとつ」 と自らのことを定義しているようですが、このノマドという働き方と …

ネット社会で生き残る企業は独り勝ち

時間や場所を超えて世界とつながるネット社会では その効率性の良さから1つのサービスで生き残っていける企業の数は 非常に少なく、死ぬか生きるかの独り勝ち状態になることも少なくありません。 例えば、SNSでも数年前までは、日本ではmixiが急成長のIT企…

攻めの農業は成功する可能性があるのだろうか

日本のTPP交渉参加が加盟国すべてに認められたことで 7月くらいから本格的に条件闘争が始まるようですが、参加国の1つである ニュージーランドの担当大臣は、日本が是が非でも死守したい農業分野も 関税てっはいの例外事項として扱うべきではないと日本をけ…

ユニクロの「世界同一賃金」はどんな衝撃を与えるのか

ブラック企業と噂されているユニクロが、今度は正社員の給与や役員の報酬を 地理や物価に関係なく世界同一賃金とする方針を明らかにしましたね。 世界のどの地域でも、同じ仕事ならば同じ賃金を支払うということは 今後は日本の店舗でも日本人よりは優秀な外…

出世を望まないことは悪いこと?

日本青年研究所というところが中高生に 「将来、偉くなりたいか」 とアンケートしたところ、53.8%の中高生が 偉くなりたいと思わないと答えたそうです。 同じ調査を米・中・韓でしし、将来偉くなりたくないと 回答した青年の割合は 米国 17.4% 中国 9.2% …

大切なのは自分の人生の時間を何にどれだけ使か

自民党政権は、金融緩和策やインフレ誘導、TPP参加、成長戦略など どんどんアメリカ型の強者の社会に進もうとしています。 ですが、この20年、デフレ経済と不況を経験して日本人は 嘗ての日本社会の労働環境を求め、経済の安定をなにより重視した 生活を多く…

日本がめざすべきなのは技術立国から資源大国へ

阿部政権発足後、金融緩和策をを中心としたアベノミクスは ひとまず成功を収めていますが、この成功を持続的なものにあうるには やはり雇用を生み出す成長戦略が大事なカギとなるのは誰もがわかっているはず。 安倍政経験は、その成長戦略を民間企業の高い技…

待機児童ゼロ対策に必要なもの

安倍総理は。日本の経済成長戦略の移管として女性の活力を生かすため 育児休業制度を最長3年間取得できるようにするとともに20万人分の保育所を整え 今後5年間で待機児童ゼロを目指す方針をTV番組で語っていました。 ただ、思うのですが、女性がもっと積極…

人口減少と高齢化の日本の未来

総務省の国勢調査で、日本の総人口が2年連続で減少し 全ての都道府県で高齢者の人数が少年の人数を上回ったことが わかりました。 現在、日本が世界第3位の経済大国になっているのは、一人当たりの GDPが高いこともさることながら、1億を超える人口持つ国…

過酷な労働は甘やかしなのか

ユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井会長が 「ブラック企業」と呼ばれていることに日経ビジネスで反論していています。 ユニクロでは、新卒採用の5割が3年で退職しているそうなのですが 正直、急成長する企業の社員というのは労働基準法は守られ…

仕事は何歳から始めればいいのか

先日読売新聞のコラム欄で、現代の教育は卒業証書が重要で 大学生で分数の計算ができない学生が多数いて、これが本当に教育なのか? という話がありました。 確かに、現在の日本では、義務教育課程では落第や留年はなく 生徒がその学習内容を十分に理解でき…

世界経済が繁栄する必要条件

イギリスのサッチャー英元首相が大変残念ながら死去してしまいましたが サッチャー英元首相は、イギリスを不況から脱し15年以上続く好景気の 下地を作った大物政治家として世界中で知られています。 サッチャー元首相が行った不況克服の政策は徹底した民営…

ベンチャー企業が育たない理由

阿部首相、黒田日銀総裁のかじ取りで、円安株高が進み、輸出企業を 中心とした大企業は、企業業績を軒並み回復させています。 それに伴い国際資金も、新興国から日米を中心とした経済大国に 流れてきているようですが、日本経済がデフレ不況から脱却し持続的…

異なるようで似ている日本と中国

日本は、古来より中国から様々なものを学び、 それをまねて文化的に発展してきました。 そして、今、中国が日本の様々なシステムを研究し それを国家の基礎作りに役立てています。 なぜ、中国は経済発展のため日本から様々なものを学ぼうとしているのか? も…

正義が秩序を乱す

少し前の元ライブドア社長のホリエモンが仮出所し、 記者会見を開いていましたが、彼が検察に対してこんなことを 言っていました。 「人間のやることだから、必ず暴走する。絶対的な正義など ないのだから、正義ほど胡散臭いものはない」 といっていました。…

モラトリアム法は景気が回復してこそ

亀井元大臣の肝いりで決まった中小企業金融円滑化法が この3月で期限切れを迎えました。 しかし実質は、終了後も銀行への行政指導という形でモラトリアル法を 継続しており、資金繰りの苦しい中小企業がの倒産を防いでいます。 ですが、この中小企業の倒産…